【オイリー肌のケアを間違っていませんか】
現在、オイリー肌に頭を悩ませているという方の中には、取り敢えず皮脂を取り除くべくそのケアを洗顔だけで済ませているという方も多いのではないでしょうか。 実はこれは間違ったケア方法となっており、皮脂を洗い流すだけではまた再び皮脂の過剰分泌を招いてしまうために返って逆効果となってしまいます。 そもそも皮脂そのものは肌に必要なもので、外部からの刺激や肌から蒸発する水分を留める働きを持っているために、皮脂がなくなってしまえば敏感肌や乾燥肌といったトラブルを招く結果に繋がってしまいます。 こうしたトラブルを防ぐべく、洗い流されて不足してしまった皮脂を補充しようと、更に皮脂は分泌されてしまいます。 ではどうすれば、皮脂の過剰分泌を止めオイリー肌を改善することができるのでしょうか。
【肌の奥の水分は不足しているかも】
よくある考え方として、オイリー肌は脂分が多いためにベトつくことから、化粧水や乳液を使わずに済ませているというものです。 しかしオイリー肌であるということの原因の一つとして肌が乾燥していることが考えられ、例え表面はベトベトした状態であっても肌の奥の部分の水分は損なわれてしまっている、いわゆるインナードライであるかもしれません。 インナードライは洗顔だけでは対処が難しく、肌の奥の部分の水分を補うためにも化粧水や乳液といったケア用品を用いるのがベストです。 もちろん、どんなケア用品でも良いのかというとそうでもなく、肌の状態によって変わってくる部分です。
【どんなケア用品を使うべきなのか】
例えば、オイリー肌により毛穴が開いている状態であれば、おすすめの化粧水として収斂化粧水を挙げることができ、これは毛穴を引き締める効果を持っています。 またオイリー肌専用の化粧水というものも最近では市販されていますので、一般的な化粧水を用いるより効果的にオイリー肌に対処することができるでしょう。 余程肌が乾燥しているという状態であれば、フェイスマスクなどによって時間をかけて水分を補うようにすることもできます。 ですが、水分を補給することができたとしても肌の状態によっては、補給された水分を保持しておく力が弱まっている場合もあるために、水分を留めておくためにも化粧水を用いた後で保湿クリームなどにて閉じ込めておくとより効果的です。 つまり、自身の肌の状態によって使うべきケア用品をきちんと選択すべきということになりますので、まずはオイリー肌でもどういったタイプであるのか、なぜオイリー肌となっているのかという点に着目してみましょう。